7月の実質賃金 7カ月ぶりプラス
2025-09-05
7月の労働者の実質賃金が、前の年の同じ月と比べて0.5%増え、7カ月ぶりのプラスとなりました。
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厚労省は、「夏のボーナスが増えたことが大きな要因」だとしています。
厚生労働省によりますと、7月に労働者が受け取った基本給や、残業代などをあわせた「現金給与」の総額は、平均41万9668円で、前の年の同じ月と比べて4.1%増え、43カ月連続でプラスとなりました。
また、物価の影響を考慮した「実質賃金」も0.5%増加し、7カ月ぶりのプラスとなりました。
厚労省は、「ボーナスが大きく増えたことで実質賃金がプラスになった。一方で、基本給などの『決まって支給する給与』は物価高に追い付いていないので、引き続き推移を注視したい」としています。